医療法人浩仁会 上柴クリニック｜深谷市

▼肺炎球菌ワクチンをなぜ打たなければならないのか

肺炎は日本人の死因第5位であり、特に高齢者では重症化や死亡率が高くなります。
その原因のひとつが 肺炎球菌 で、健康な人の鼻やのどにも存在しますが、免疫力が低下すると肺炎・菌血症・髄膜炎などを引き起こすことがあります。

肺炎球菌ワクチンを接種することで
🔹肺炎の発症リスクを下げる
🔹重症化・入院・死亡のリスクを減らす
ことが期待でき、高齢者の健康維持に大きく貢献します。

▼従来型ワクチン「ニューモバックス（PPSV23）」の良いところ・悪いところ

▼新しいワクチン「キャップバックス（CAPVAXIVE）」の良いところ・悪いところ

➡総合的には、「より高い予防効果」や「長期間の免疫持続」を希望する方には キャップバックス（PCV20） が推奨されます。

▼当院で肺炎球菌ワクチン（キャップバックス）を予約される方へ

当院では ニューモバックス（従来型） と キャップバックス（新型） の両方をご用意しております。
キャップバックスをご希望の方は、予約時または受付にて
「肺炎球菌ワクチン、キャップバックス希望」
とお伝えください。

• 費用は自費接種で13,500円（税込）です
• ご不明点があればお気軽にご相談ください。

先日ニュースにて9月で異例のインフルエンザ流行入りという記事がありました。

通常インフルエンザは毎年A型が12～２月頃に流行し、B型は1月～３月頃流行するような感覚がありました。

感染が広がる原因としては喉や鼻の鼻粘膜が乾燥によって弱くなってしまう事や寒さによって免疫が低下する事、また部屋の換気が難しいなどで広まるのだろうと考えられてきました。

しかし、最近では夏の時期にインフルエンザ陽性となる方もおり、もはや季節性インフルエンザとは言えないといっても過言ではありません。

今年のインフルエンザの予防接種は10月1日から開始となっておりますが高齢者や身体の弱い方や持病をお持ちの方は早めに接種を希望された方がよろしいかと思います。また感染力が強いのでご家族や学校のお友達、職場などの同僚などに移してしまわないように一般の方も予防接種をお勧めいたします。当院では予約制ではありませんのでご希望の方は受付までお申し付けください。（予防接種のみの方は午後3時～6時半まで、診療と一緒にご希望の方は午前、午後の診療時間内にて接種可能となっております。）

また、よくある話ですが、「予防接種を受けたのにインフルエンザにかかった」とか「予防接種を受けたのに高熱が出てつらかった」というような方がいらっしゃいますが注射してから効果が出るのが2週間からピークは1カ月かかると言われてますので接種した2日後に高熱が出てインフルエンザ陽性になる方といったケースがどうしても出てしまうと言う事です。そういった事にならないように早め早めの接種がよろしいかと思います。

PT　浅田

二型糖尿病の方の薬として登場した”マンジャロ”はインスリンの分泌を促し血糖値を下げる作用があります。

そして、副作用として体重減少作用があると言う事です。

米国では肥満症の薬としても処方されており、使用した方はかなりの確率で体重の減少がみられると言う事です。

当院でも３か月ほど前から自費診療として軽肥満～重度肥満の方に処方しておりますがほとんどの方が１カ月で２～４ｋｇの体重減少を経験しておられます。一番多かった方で１カ月７ｋｇという方もいらっしゃいました。

私も中性脂肪の値が高かったのでマンジャロの使用を開始しました。開始したのは２月頃で最初の体重は８０ｋｇでした。

８月末の時点で７１ｋｇでした。なんとマイナス９ｋｇです。減量中は少し運動を意識した（歩数をかせいだ程度）のと間食や甘いもの、食べ放題、ラーメンなどを控えた程度でした。

おそらく体重が多い方はこの話を聞いただけで無理だと思われるかもしれませんが、ﾏﾝｼﾞｬﾛは空腹を感じにくくするので自然と食べなくてもいいかな？と思えてきます。ただ食事を抜いたり偏食するのは良くないのでバランスよく３食しっかり食べておりました。

先程も－９ｋｇと伝えましたが、順調に落ちていった訳ではありません。通常のダイエットと同じように停滞期という期間があります。

下手をすると１カ月近く同じような体重が続くこともあります。その時も焦らずきちんと運動と食事を意識することが重要です。

今まで健康診断に引っ掛かり先生から食事や運動をと言われている方はぜひマンジャロを使うという選択肢を検討して頂けたらと思います。

何よりも身体の内側や外側が健康的になると自分のＱＯＬ（生活の質）が上がりますし、何に対しても前向きになれると思います。

もし気になる方がいらっしゃいましたら遠慮なく電話もしくは直接受付に問い合わせください。

それでは失礼致します。

PT　浅田

新型コロナウイルスがまん延し始めてから3年以上経ちました。

当院でも発熱外来を早い段階から設け、新型コロナウイルスと戦ってきました。

当時未知のウイルスということもあり、また有名な芸能人の方も亡くなられた事も重なり院長先生をはじめスタッフ全員が戦々恐々としていました。

初めて当院にて陽性者の方が出た時には驚きを隠せなかったのを今でも覚えています。

その後感染者の数は日に日に増えると同時に在宅酸素を必要とする方も増えていきました。

防護服を着用し患者様のご自宅に伺うときにはまるでパンデミック映画の1シーンの様でした。

その後はウイルスが変異し状況が一変したのを覚えています。

朝から晩まで電話が鳴り響き、予約が出来ない、取れない、薬がもらえないなどの大混乱が生じたのです。

今思い起こせば全てが異常な状態であったと思います。

今後新型コロナウイルスのような混乱が起こりうるのかどうか分かりませんが

今回のコロナウイルスで得た教訓を生かし、患者様の命や健康を守っていきたいと思っています。

どうぞ皆様もお体には十分お気をつけてお越しくださいませ。

PT　浅田

皆さん、深谷ふっかつ体操をご存知でしょうか？

6年ほど前から介護予防、地域リハビリテーションの一環として重りを使った体操を指導されているそうです。

深谷赤十字病院、佐々木病院、ふかやクリニックなどの理学療法士と深谷市が主導となって地域の介護予防に奮闘されております。

上柴クリニックのPTとして先生方の熱い思いに胸を打たれて何とか応援をしたいと思いブログにて紹介させて頂きました。

去年からのコロナ禍により自宅に引きこもりがちになりやすい方も多いのではないでしょうか？

感染の恐怖も怖いですが、筋力低下によるフレイルも大変怖いです。

気になった方はぜひ参加して筋力アップ、活動量の維持に努めましょう。

理学療法士　浅田